こちらの記事ではオリンピック記念硬貨について説明していきます。
今までにどのような種類のオリンピック記念硬貨が発行されたのか、参考にしていただければ幸いです。
1964年 東京オリンピック
1,000円銀貨
発行日 :1964年10月2日
発行枚数:15,000,000枚
直径 :35.0 mm
品位 :銀925/銅75
量目 :20.0 g
1964年東京オリンピック1000円銀貨は「戦後復興」、「国際社会復帰」、「民族独立」を象徴したオリンピックを記念した歴史的な1枚です。
日本初の記念貨幣でもある1000円銀貨は、とてつもない発行枚数にもかかわらず、たちまち入手困難となりバブル崩壊頃までは非常に高値で取引されていました。
デザインには桜と富士が採用され、その美しさは今なお人々の心を魅了しています。
100円銀貨
発行日 :1964年9月21日
発行枚数:80,000,000枚
直径 :22.6 mm
品位 :銀600/銅300/亜鉛100
量目 :4.8 g
五輪と聖火をデザインしており、シンプルながらもオリンピックを印象付けています。
2020年 東京オリンピック
東京2020オリンピック競技大会記念千円銀貨幣
(リオ2016-東京2020 オリンピック競技大会開催引継記念)
発行枚数:50,000枚
直径 :40.0 mm
品位 :銀1,000
量目 :31.1 g
オリンピックの開催をリオデジャネイロから東京への引継記念に発行された純銀貨幣です。
日本では初となる両面に色を付けたコインとなります。
表面には国花である桜とイペー・アマレーロが色鮮やかに描かれています。
10,000円金貨
一次と三次で二種類の金貨が発行されました。
二次は発行されていません。
一次
発行日 :2018年11月
三次
発行日 :2020年3月
発行枚数:各 40,000枚
直径 :26.0 mm
品位 :金1,000
量目 :15.6 g
それぞれ4万枚のみ発行されたプルーフ金貨幣です。
心技体をテーマに流鏑馬や、野見宿禰像とギリシャの女神像が描かれています。
裏面には東京2020オリンピック競技大会エンブレムの共通デザインとなっています。
1,000円銀貨
一次から四次までの四度にわたり、九種類の銀貨が発行されました。
発行枚数:各 100,000枚
直径 :40.0 mm
品位 :銀1,000
量目 :31.1 g
表面には様々なオリンピック種目がデザインされ、
裏面は東京2020オリンピック競技大会エンブレムとソメイヨシノとイチョウの葉が描かれています。
全てプルーフ仕上げの銀貨幣となっています。
500円バイカラー・クラッド貨
四次で一種類のバイカラー・クラッド貨が発行されました。
発行枚数:4,000,000枚
直径 :26.5 mm
品位 :銅750/亜鉛125/ニッケル125
量目 :7.1 g
表面には雷神が描かれ、裏面は東京2020オリンピック競技大会エンブレムとスポーツピクトグラムがデザインされています。
四次のみで発行されたバイカラー・クラッド貨幣となります。
100円クラッド貨
一次から四次までの四度にわたり、十三種類のクラッド貨が発行されました。
発行枚数:各 39,480,000枚
直径 :22.6 mm
品位 :銅875/ニッケル125
量目 :4.8 g
表面には様々なオリンピック種目がデザインされ、
裏面は東京2020オリンピック競技大会エンブレムが描かれています。
全てプルーフ仕上げの銀貨幣となっています。
主に白銅からできているクラッド貨幣となります。