ミスターコインズ

直径：40.0mm
品位：銀1000
量目：31.1g
図案：国宝「源氏物語絵巻」宿木三（部分）

源氏物語絵巻とは平安時代の11世紀、関白藤原道長の娘である中宮彰子に仕えた女房紫式部は、
『源氏物語』を著し、主人公光源氏の生涯を軸に平安時代の貴族の世界を描きました。
「源氏物語絵巻」は、この『源氏物語』を絵画化した絵巻で、物語が成立してから約150年後の12世紀に誕生した、
現存する日本の絵巻の中で最も古い作品です。
『源氏物語』54帖の各帖より1−3場面を選び絵画化し、その絵に対応する物語本文を書写した「詞書」を各図の前に添え、
「詞書」と「絵」を交互に繰り返す形式の、 当初は十巻程度の絵巻でしたが、現在は54帖全体の約4分の1、巻数にすると四巻分が現存しています。

宿木三は「源氏物語絵巻」の場面で匂宮が琵琶を弾いて中君に聞かせるところを描いています。
場所は二条院の西の対で時節は薫25歳の晩秋です。

都道府県の誕生60周年を記念して発行されました。
平成20年度から平成28年の間に、
47都道府県毎のデザインの千円銀貨が発行されました。
それぞれの都道府県の特徴が描かれたカラーコインで、
千円銀貨はすべて記念貨貨幣セット（プルーフ）で発行されています。